数字で見るインドネシア人材 ― 2.8億人・若い働き手の厚みと、日本で急増する理由

– インドネシアの人口は約2億8,500万人で、15〜64歳の働き手世代が全体の約69%を占めます。年齢中央値は約30歳で、日本より20歳ほど若い国です。

– 一方で、15〜24歳の失業率は16%を超えており、国内で仕事を見つけにくい若者が多いことも数字に表れています。

– 日本で暮らすインドネシア人は2025年末に26万6,069人となり、この2年で約1.8倍に増えました。技能実習・特定技能の受入れ先として、しばらくはこの流れが続くとみられます。

 

## インドネシアの人口 ― 2億8,467万人、半分以上がジャワ島に

インドネシア中央統計庁(BPS)が2026年5月に公表した中間人口調査(SUPAS 2025)によると、総人口は2億8,467万人です。年平均の増加率は1.08%で、人口の55.65%がジャワ島に集中しています。

国連の推計では、人口は2030年に約2億9,600万人、2050年には約3億2,000万人まで増える見込みです。日本の人口が減り続けるのとは逆向きの動きです。

 

## 日本と比べた「若さ」 ― 年齢中央値は約20歳の差

国連の推計では、2025年の年齢中央値はインドネシアが30.4歳、日本が49.8歳です[3]。15〜64歳の生産年齢人口の割合も、インドネシアは68.94%、日本は59.6%です。

もっとも、インドネシアも高齢化が始まっていないわけではありません。60歳以上の割合は2020年の9.93%から11.97%に上がりました[2]。働き手が多い「人口ボーナス」の期間はピークが2030〜2040年ごろとされており、若い人材を確保しやすい状況は、この先10〜15年ほど続くと考えられます[2]。

 

## 若者の失業率16% ― 海外で働く動機はここにあります

BPSの労働力調査(2026年2月)では、全体の失業率は4.68%でした。ところが15〜24歳に限ると16.36%で、年齢層別で最も高い数字です[5]。

毎年たくさんの若者が労働市場に入ってくる一方、条件のよい仕事はまだ足りていません。日本で技能を身につけながら収入を得たいと考える若者が多い背景には、こうした事情があります。インドネシア政府も海外就労を後押ししており、日本は主な送り出し先のひとつに挙げられています[8]。

## 日本で暮らすインドネシア人は2年で約1.8倍に

出入国在留管理庁の統計では、日本に住むインドネシア人は2023年末の14万9,101人から、2024年末に19万9,824人、2025年末に26万6,069人へと増えました[6][7]。2025年末の伸び率は前年比33.2%で、国籍別の順位は6位です[6]。

人数が増えると、同じ職場や地域に先輩のインドネシア人がいるケースも増えます。受け入れる側にとっては、生活面の相談先ができ、定着につながりやすくなる面もあります。

 

## ONE PIECE INDONESIA の取り組み

若い候補者が多いことは、そのまま「すぐに現場で働ける人材が多い」ことを意味するわけではありません。当社はジャカルタ近郊のブカシに全寮制の学校を持ち、ジャワ島やスマトラ島など各地から集まった候補者に、送出し前の半年以上をかけて日本語と日本の職場のルールを身につけてもらっています。毎日のテストで理解度を確かめ、遅れた生徒には再学習を課しています。人口の数字だけでなく、一人ひとりを日本の職場に送り出せる状態に育てることを大切にしています。

 

## お問い合わせ

インドネシア人材の受入れや、現地の最新データについて気になる点があれば、ONE PIECE INDONESIA へご相談ください。(お問い合わせページへ)

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